ドストエフスキー全書簡集完全版

Nonfiction, Religion & Spirituality, Philosophy
Cover of the book ドストエフスキー全書簡集完全版 by ドストエフスキー, 米川正夫, 上妻純一郎, 古典教養文庫
View on Amazon View on AbeBooks View on Kobo View on B.Depository View on eBay View on Walmart
Author: ドストエフスキー, 米川正夫, 上妻純一郎 ISBN: 1230003151020
Publisher: 古典教養文庫 Publication: March 25, 2019
Imprint: Language: Japanese
Author: ドストエフスキー, 米川正夫, 上妻純一郎
ISBN: 1230003151020
Publisher: 古典教養文庫
Publication: March 25, 2019
Imprint:
Language: Japanese

(「ドストエフスキー全書簡集」について)

この「ドストエフスキー全書簡集」は全体を十巻に分けてあります。以下のように分かれています。

一、ドストエフスキー全書簡集1 ——服役まで
一八三二年(一一歳)〜 五四年(三三歳)
二、ドストエフスキー全書簡集2 ——最初の結婚まで
一八五五年(三四歳)〜 五八年(三七歳)
三、ドストエフスキー全書簡集3 ——「地下室の手記」まで
一八五九年(三八歳)〜 六四年(四三歳)
四、ドストエフスキー全書簡集4 ——「罪と罰」の頃
一八六五年(四四歳)〜 六七年(四六歳)
五、ドストエフスキー全書簡集5 ——「白痴」の頃
一八六八年(四七歳)〜 六九年(四八歳)
六、ドストエフスキー全書簡集6 ——「悪霊」の頃
一八七〇年(四九歳)〜 七二年(五一歳)
七、ドストエフスキー全書簡集7 ——「未成年」の頃
一八七三年(五二歳)〜 七五年(五四歳)
八、ドストエフスキー全書簡集8 ——「作家の日記」の頃
一八七六年(五五歳)〜 七七年(五六歳)
九、ドストエフスキー全書簡集9 ——「カラマーゾフの兄弟」の頃
一八七八年(五七歳)〜 七九年(五八歳)
十、ドストエフスキー全書簡集10 ——死去まで
一八八〇年(五九歳)〜 八一年(死去)

この本は、そのすべて八六三通を収めた完全版です。
年毎に詳しい年譜をつけましたので、書簡集の内容を理解する手助けとなります。
巻末に訳者による解説と、全書簡の一覧を付けました。

この古典教養文庫版の「ドストエフスキー全書簡集」には次のような特長があります。

1、現在では使われない言い回しや言葉は、現在普通に使われる言葉に置き換えました。現代人には意味の取りにくい文は、平易な文に書きなおしました。しかし、その場合でも原訳の高い格調はできるだけ損なわないように最大限の配慮をしました。
2、原文で触れられた場所、人物、絵画などを中心に、関連する画像を、著作権フリーのものにかぎって、いくつか挿入しましたので、より興味深く読み進めることができます。
3、わかりにくい言葉や、登場人物、でき事、作品などについての適切な注を、編集者が割り注の形で入れましたので、本文の理解が深まります。

(ドストエフスキー翻訳の金字塔!)
訳者米川正夫(1891—1965)は、岡山県に生まれました。1909年東京外国語大学ロシヤ語本科に入学、旧友の中村白葉などとともに『露西亜文学』を創刊します。1914年処女出版として新潮文庫からドストエフスキーの「白痴」を刊行開始しますが、この時は第四巻で中断の憂き目をみます。
その後幾つかの職を経験しながらも、1929年に白葉とともにトルストイ全集を岩波書店から刊行します。1935年の「罪と罰」を訳し、ドストエフスキーの五大長編をすべて訳し終わりました。
戦後は、個人訳による「トルストイ全集」(全23巻)と「ドストエフスキー全集」(全18巻)を刊行しました。
ドストエフスキーが日本にこれほど受け入れられたのは、この米川正夫による業績によるところが大きいと言われます。まさに金字塔と言えるでしょう。たとえば、小林秀雄はドストエフスキーについての評論を数多く書いていますが、そこに引用されているドストエフスキーはすべてが米川正夫のものによっています。また三島由紀夫の「仮面の告白」の冒頭引用されている、「カラマーゾフの兄弟」のドミートリーによる「熱烈なる心の懺悔」もまた米川訳によっています。

(古典教養文庫について)
古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。
1、古典として価値あるものだけを
これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。
2、読みやすいレイアウト
文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、電子書籍デバイスはもちろん、スマートフォンやタブレットなどでの読書に最適化しました。またMacやパソコンでも読むことができます。
3、すばやい操作性
索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。
4、美しい表紙
プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。
5、スピーディーな改版
紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。古典教養文庫のブログに書き込むことで迅速なレスポンスが得られます。

View on Amazon View on AbeBooks View on Kobo View on B.Depository View on eBay View on Walmart

(「ドストエフスキー全書簡集」について)

この「ドストエフスキー全書簡集」は全体を十巻に分けてあります。以下のように分かれています。

一、ドストエフスキー全書簡集1 ——服役まで
一八三二年(一一歳)〜 五四年(三三歳)
二、ドストエフスキー全書簡集2 ——最初の結婚まで
一八五五年(三四歳)〜 五八年(三七歳)
三、ドストエフスキー全書簡集3 ——「地下室の手記」まで
一八五九年(三八歳)〜 六四年(四三歳)
四、ドストエフスキー全書簡集4 ——「罪と罰」の頃
一八六五年(四四歳)〜 六七年(四六歳)
五、ドストエフスキー全書簡集5 ——「白痴」の頃
一八六八年(四七歳)〜 六九年(四八歳)
六、ドストエフスキー全書簡集6 ——「悪霊」の頃
一八七〇年(四九歳)〜 七二年(五一歳)
七、ドストエフスキー全書簡集7 ——「未成年」の頃
一八七三年(五二歳)〜 七五年(五四歳)
八、ドストエフスキー全書簡集8 ——「作家の日記」の頃
一八七六年(五五歳)〜 七七年(五六歳)
九、ドストエフスキー全書簡集9 ——「カラマーゾフの兄弟」の頃
一八七八年(五七歳)〜 七九年(五八歳)
十、ドストエフスキー全書簡集10 ——死去まで
一八八〇年(五九歳)〜 八一年(死去)

この本は、そのすべて八六三通を収めた完全版です。
年毎に詳しい年譜をつけましたので、書簡集の内容を理解する手助けとなります。
巻末に訳者による解説と、全書簡の一覧を付けました。

この古典教養文庫版の「ドストエフスキー全書簡集」には次のような特長があります。

1、現在では使われない言い回しや言葉は、現在普通に使われる言葉に置き換えました。現代人には意味の取りにくい文は、平易な文に書きなおしました。しかし、その場合でも原訳の高い格調はできるだけ損なわないように最大限の配慮をしました。
2、原文で触れられた場所、人物、絵画などを中心に、関連する画像を、著作権フリーのものにかぎって、いくつか挿入しましたので、より興味深く読み進めることができます。
3、わかりにくい言葉や、登場人物、でき事、作品などについての適切な注を、編集者が割り注の形で入れましたので、本文の理解が深まります。

(ドストエフスキー翻訳の金字塔!)
訳者米川正夫(1891—1965)は、岡山県に生まれました。1909年東京外国語大学ロシヤ語本科に入学、旧友の中村白葉などとともに『露西亜文学』を創刊します。1914年処女出版として新潮文庫からドストエフスキーの「白痴」を刊行開始しますが、この時は第四巻で中断の憂き目をみます。
その後幾つかの職を経験しながらも、1929年に白葉とともにトルストイ全集を岩波書店から刊行します。1935年の「罪と罰」を訳し、ドストエフスキーの五大長編をすべて訳し終わりました。
戦後は、個人訳による「トルストイ全集」(全23巻)と「ドストエフスキー全集」(全18巻)を刊行しました。
ドストエフスキーが日本にこれほど受け入れられたのは、この米川正夫による業績によるところが大きいと言われます。まさに金字塔と言えるでしょう。たとえば、小林秀雄はドストエフスキーについての評論を数多く書いていますが、そこに引用されているドストエフスキーはすべてが米川正夫のものによっています。また三島由紀夫の「仮面の告白」の冒頭引用されている、「カラマーゾフの兄弟」のドミートリーによる「熱烈なる心の懺悔」もまた米川訳によっています。

(古典教養文庫について)
古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。
1、古典として価値あるものだけを
これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。
2、読みやすいレイアウト
文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、電子書籍デバイスはもちろん、スマートフォンやタブレットなどでの読書に最適化しました。またMacやパソコンでも読むことができます。
3、すばやい操作性
索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。
4、美しい表紙
プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。
5、スピーディーな改版
紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。古典教養文庫のブログに書き込むことで迅速なレスポンスが得られます。

More books from Philosophy

Cover of the book Doing Philosophy Comparatively by ドストエフスキー, 米川正夫, 上妻純一郎
Cover of the book Lyotard by ドストエフスキー, 米川正夫, 上妻純一郎
Cover of the book Life Through the Lens of Unschooling: A Living Joyfully Companion by ドストエフスキー, 米川正夫, 上妻純一郎
Cover of the book Keeping the Public in Public Education by ドストエフスキー, 米川正夫, 上妻純一郎
Cover of the book Synchronicity by ドストエフスキー, 米川正夫, 上妻純一郎
Cover of the book The Quotable Lincoln by ドストエフスキー, 米川正夫, 上妻純一郎
Cover of the book Set-Theoretic Paradoxes and their Resolution in Z-F by ドストエフスキー, 米川正夫, 上妻純一郎
Cover of the book Ethnographic Research and Analysis by ドストエフスキー, 米川正夫, 上妻純一郎
Cover of the book The Karma of Anthroposophy by ドストエフスキー, 米川正夫, 上妻純一郎
Cover of the book Structure and Diversity by ドストエフスキー, 米川正夫, 上妻純一郎
Cover of the book The East in the Light of the West by ドストエフスキー, 米川正夫, 上妻純一郎
Cover of the book L'identité de l'Europe by ドストエフスキー, 米川正夫, 上妻純一郎
Cover of the book Mind Your Business by ドストエフスキー, 米川正夫, 上妻純一郎
Cover of the book Research in History and Philosophy of Mathematics by ドストエフスキー, 米川正夫, 上妻純一郎
Cover of the book The Golem: Legends of the Ghetto of Parque by ドストエフスキー, 米川正夫, 上妻純一郎
We use our own "cookies" and third party cookies to improve services and to see statistical information. By using this website, you agree to our Privacy Policy