憂鬱な e-Book の夜明け（仮）

アトムとビットのメディア考現学

出版不況の中で時代を切り開くイノベーションとして注目を集める電子書籍。本といえば誰もが書籍・雑誌を思い浮かべるが、それは一般に商業出版と呼ばれる分野の話。これに対する「産業出版」は裾野が広く、市場規模は年間2兆円といわれる商業出版の数倍。商業出版に先行して電子化が進んできた産業出版の世界を眺めつつ電子書籍を含むコンテンツとパブリッシングの未来を読み解く。若手ビジネスパーソンなど多くの方に読んでいただきたい一冊。評論を追加して2014年11月改版。